
緊張感と連携力のある現場づくり
設備班
大友 康成おおともやすなり
1989年生まれ 帯広市出身 2010年入社
2級技能士(建築大工)
後輩への面倒見の良さや、ルールをしっかり守る性格である一方、ユニークな発想もあったりするキャラクターで面白がられる面も。
3歳から家づくり開始(レゴブロックで)
大友 小さいころからモノ作りが好きで、親から「そんなに好きなら大工になればいいね」と言われていました。特にレゴブロックが好きで、3歳くらいの頃に、レゴで家を作ったりしていました。大工を目指すために帯広高等技術専門学院建築技術科に進学しました。
社歴=大工歴
大友 2010年に匠創建に大工見習として入社しました。技専で建築の基礎や用語などを習ったのですが、先輩大工さんの話が多少は理解できるという感じはありました。それでも「●●(工具や建材など)持ってきて」という指示が理解できなかったり、筋肉痛になったりと、即戦力には程遠い感じの1年目でした。
最初は白川哲也さんのグループに入って大工仕事を教わりました。建て込みなどの仕事などもさせていただきました。先輩たちが仲良く接してくれたので続けられたんだと思います。他社で大工になった他の友人などに話を聞くと、大工の先輩はたいてい60代など年配な人が多いようで、匠創建のように20代、30代の先輩がいっぱいいる工務店は珍しいようです。やはり歳が近い先輩のほうが相談したりしやすいのはあると思います。以来、ずっと匠創建で大工をしているので社歴=大工歴です。
大工はやり直しが効かない真剣勝負
大友 子供の頃に夢中になったレゴなら、失敗したら壊して作り直しが簡単にできます。でも大工はそうはいかない。
私のグループは、月1棟くらいのペースで家を建てていると思いますが、施工はミリ単位ですし、計算間違い、施工の間違いも起きやすいので1棟1棟やり直しの効かない真剣勝負。そこがレゴブロックにはなかった難しさでもあり、やりがいでもあります。2015年頃に職長に任命されました。
匠創建の現場には責任感・緊張感がある
大友 住宅などの木造建築の新築、リフォームを行うハウスメーカーや工務店は、大工は社員として雇用している会社でも、基礎や内装、外構、設備工事などは外注の専門工事業者に任せています。
もし、自分たちがやっている大工工事の後の工程である内装や設備工事などの外注さんが、いつから現場に入るのか、どんな人なのかなどを知らないのであれば、少しくらい工事が遅れても…という緩んだ気持ちも生じてしまうかもしれません。
ところが匠創建は社内に基礎、大工、工場、内装、外構、運搬、設備など、ために必要な多くの専門職が揃っていますし、自分の後の工程に入る職人さんたちの中には、私より先輩の方もいます。工程が遅れたり、施工精度に問題があったら先輩たちに迷惑がかかります。
次の工程に入る●●さんと●●さんに迷惑がかかる、といった具体的なイメージがあるので、次の工程の職人さんのためにも、しっかり納期や品質を守るという意識、緊張感を持った現場になります。
実際に不十分な施工をしてしまった場合は、後工程の先輩から注意されることもありますし、逆に同じ社員同士ということで、工程会議や、普段でも、連携策を一緒に考えたりといった工夫ができる面も他の住宅会社と違うところだと思います。
匠創建は工期を守る力がほかの建築会社と比べても優れているのではないかと思います。
若手を育てることを重視
大友 今一番重視しているのは、自分の作業以上に、若手の育成をしっかりするという点です。自分の仕事に集中する方が楽ですが、会社として若手を一人前に育てることが重要だからです。
大工も経験の浅いうちは、本人の判断で大丈夫だろうと作業を進めた結果、大失敗をしたりということもあるので目を離せません。
大友グループの中山一帆さんは、2016年入社です。素直で明るく飲み込みもよいのでだいぶ力をつけてきました。
菅野奏さんは2019年入社なので、まだ経験を積む必要があります。新人だからといって雑用ばかりを任せるのではなく、できる限り経験を積めるようにいろいろな仕事にチャレンジしてもらっています。昔の大工育成は「見て覚えろ」だったと聞きますが、そういう時代ではありません。やり方を見せて、やらせて見守る。覚えてもらうまで指導するようにと考えています。
建て主さんに喜ばれるように!
大友 現場に見学に来てくれる建て主さんもいます。竣工してお引渡しした後にお客様に「ありがとう」と言っていただけることもあります。やっぱりうれしいです。
大工として、施工面では妥協しないこと、全体を把握すること、技術を磨くこと、そして、新たな発注をいただけるように、良い評判が広まるように頑張っていきたいと思っています。
趣味
ゲーム
好きな映画
怪獣映画
好きな音楽
FMラジオ
好きな芸能人
福山雅治