自慢の技能者

プレカットを自社製造することで精度、段取りを強化

工場班 常務執行役員

松明 忠明まつあきただあき

1957年生まれ 帯広市出身 1999年入社

建材営業、住宅営業など、住宅に関する知識、経験が豊富。匠創建の黎明期から阿部社長のもとで会社の発展を支えた最古参メンバーでもある。50代になってから本人が現場勤務を希望、現在はプレカット工場の責任者として、また匠創建全体の業務などへの気配りを担っている。

工場班の責任者になったきっかけは?

松明 そもそも匠創建に入ったのは、過去に阿部社長の部下だったことがあって、しかも自分自身が住宅や建材の営業マンだった経験があり、それを活かせる職場だと思ったからです。

匠創建には、構造材となる木材の加工を現場の大工による手作業ではなく、機械で精度よく加工できるプレカット工場があります。在来工法のハウスメーカー、工務店の場合、以前は大工さんが柱や梁を接合する部分(仕口や継手)を現場で加工する必要があり、熟練の腕と時間がかかっていました。その部分を精度よく機械で工場生産できる仕組みが「プレカット」で1990年頃から急速に普及が進みました。

大半の住宅会社は、社外のプレカット工場に外注しているのですが、匠創建は自社内にプレカット工場があるので、金物工法も含めた材料の品質・制度向上とコストダウン、プレカット工場と大工など施工部隊との連携がスムーズにできます。

具体的には、設計の図面にミスがないかチェックしたり、プレカット材を使う現場で、大工さんがスムーズに作業できるように作業手順を想定した梱包を行ったりといった、前後の工程での作業のしやすさ、精度アップなどが実現できます。

私はその部門の責任者になったわけです。匠創建のプレカット工場は、スタッフ4人も経験豊富になってきたので、1か月に2階建て40坪クラスの家を5棟以上、年間では60棟以上のプレカット材を生産できます。

私と高橋君は全ての作業工程を担当できます。パイプやボルトの穴など機械操作でできる部分は高橋が中心、垂木・間柱・羽柄などの手加工を伴う部分は私がメインで担当しています。

吉田君は20代ですが建具制作の経験もあり現在はプレカット工場のメンバーです。小西君は中札内の高等養護学校を卒業し匠創建に入社。得意な作業に関してはベテラン並みの作業効率、精度で活躍してくれています。

匠創建は毎年、若い社員が入社してくるし、仕事もたくさんある。社員教育も熱心だし他の業種同士の連携も強いので良い建物を建てることができます。

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