吉田さんインタビュー・匠創建を支える「図面から家づくりを支えるプレカットスタッフ」
「現場を支える仕事」
— チームでつくる家づくり —
今回お話を伺ったのは、吉田さん。
日々どのような仕事を担当しているのか、そして仕事に向き合う思いについて聞きました。
プレカット工場での仕事内容
吉田さんの仕事は、家を建てるための材料をつくること。
具体的には、柱や梁といった木材を加工する作業です。
「家を建てるための材料を作っています。柱とか梁とか、屋根の部材ですね」
高橋工場長と同じく、木材に穴を開けたり、加工を施したりして、現場で組み立てられる状態に仕上げていきます。
それに加えて、窓の位置をつくる作業にも関わっています。
「窓の位置をつくるときは、縦と横の木材で枠を組んで、そこに後から窓が入るようにします」
一見シンプルな作業に見えますが、実際には図面の数値を読み取りながら、細かな計算が必要になります。
「平面図ではここに窓って書いてあるんですけど、柱の芯からちょっとずれていることもあるんです。
それを計算して、窓がきれいに収まる位置を決めていきます」
屋根の部材などでは、学校で習った数学を使うこともあります。
「昔学校で習ったルートの計算とか、三平方の定理ですね。
a²+b²=c²の計算を使って、斜めの部材の長さを出したりします」
図面から数値を読み取り、それを計算し、木材として形にしていく。
その一連の流れが、吉田さんの仕事です。
現場を知ることで広がる視野
匠創建の特徴の一つが、職種の垣根を越えて仕事に関わることができる点です。
プレカット工場の仕事だけでなく、現場の手伝いに行くこともあります。
「大工さんから頼まれて、建具を取り付けに行くこともあります」
現場に行くと、クロスが貼られた完成間近の家を見る機会もあります。
工場では図面と木材を見ることが中心ですが、実際の家を見ることで理解が深まるといいます。
「普段は木材と図面しか見ないんですけど、完成に近い家を見ると、
『この図面がこういう空間になるんだ』って分かるんです」
そうした経験を重ねることで、図面を見たときのイメージも変わってきます。
「図面を見ただけで、家に入ったらこういう風景になるんだなって、
頭の中で思い浮かべられるようになってきました」
その感覚が、日々の加工や仕事にもつながっているそうです。
専門学校から始まったものづくり
吉田さんは、帯広にある北海道立帯広高等技術専門校の出身です。
通称「技専(ぎせん)」と呼ばれる専門学校で、造形デザイン科を学びました。
家具づくりや木材加工など、ものづくりの基礎を学んできたそうです。
匠創建には同じ学校の卒業生も多く在籍しており、吉田さんにとっては初めて働く会社でもあります。
「この会社は一社目です。
専門学校から来ている人が結構多いですね」
インターンシップなどを通じて入社するケースも多く、学校から会社へと技術がつながっている環境があります。
図面の先にいる「お客様」のために
プレカットの仕事は、家が完成すると見えなくなる部分がほとんどです。
それでも、その加工や計算が、家の強さや精度を支えています。
現場の手伝いなどで、お客様と直接会うこともあります。
「現場の手伝いに行ったときに、お客様に会うこともあります」 そうしたときに、「やっぱり、お客様のため」と改めて感じることがあるそうです。
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