自慢の技能者

住宅建設には、大工以外にも基礎、プレカット工場、仮設、左官、内装、整備、外構、運搬などさまざまな専門技能者の力が必要です。
匠創建は基礎・プレカット・内装・設備・外構・運搬・家具・タイルなどの技能者も社員として雇用し育成しています。
そのことで住宅・店舗・施設施工などの品質、工期、コストなどの面で他社にはない強さを発揮できます。

多くの住宅会社は、大工をはじめ内装、設備、外構などの専門工事の技能者は、自社の技能者ではなく、外注先の専門工事業者に工事を委託しています。

ところが匠創建は、44人の基礎・内装・設備・外構・運搬・プレカット工場・家具製作などの社員技能者がいて、施工品質やマナーなどの教育も行っています。

なぜ匠創建が、大工だけでなく、専門工事の技能者も雇用し育成しているのか。住宅や店舗などの施工品質の面でどのような良い影響があるのか、ご紹介します。

1 序盤の「基礎工事」がスムーズにできる

住宅や施設建設工事の序盤で重要なのは基礎工事です。多くの住宅会社・建設会社は基礎工事を外注していますが、繁忙期には基礎工事の技能者不足で現場がしばらくストップしてしまうこともあります。

当社は基礎工事の技能者を2人社員雇用し、独自の施工法も開発して、高断熱高気密、高耐久の基礎を1年で年間約50棟自社施工できる体制を整えました。その結果、基礎工事が滞りなく終わり、次の大工工事にスムーズに入れます。

2 自社のプレカット工場が品質・省力化を支える

匠創建は社内にプレカット工場を持っていて4人の技能者が担当しています。在来工法の場合、柱や梁を接合する部分(仕口や継ぎ手)を加工する必要があり、以前は現場の大工が熟練の技で加工していましたが、現在はプレカット工場で事前に加工ができるため、大幅な工期短縮と省力化が実現できます。

社内にプレカット工場があることで、当社独自の、住宅性能向上のための金物工法にも対応する加工もできます。さらに設計図面にミスがないか確認したり、現場でプレカット材を使う大工が作業しやすいように、使う順に材料を梱包するといった気配りも行っています。

3 大工が充実していると品質、納期が守れる

基礎班・工場班が精度よく、納期を守って作業を進めてくれるので、大工工事は工程通りに現場に入れます。

大工は2024年5月現在、専務と大工課課長以外に、職長3名、副職長4名を含む総勢20名の社員大工がいます。大工工事は、一般的な木造住宅施工なら、序盤の建て方工事に4人、その後の工事は2人で一現場を担当するのが適正な人員配置です。つまり匠創建は、10現場を同時に施工することができますし、大きな建物の建設工事などであれば、大工を多数投入することで、工期短縮も柔軟に対応できる力があります。

朝、10時、昼、15時、作業終了前の計5回、現場の掃除、整理整頓を行うルールを徹底しているので、建て主様や近隣の方が現場を見られた際も印象が良い現場を維持できています。掃除、整理整頓は、大工道具や建材などを見失って探す、材料を移動しながら作業するといった時間のロスを減らせるメリットもあります。生産性向上のためにも掃除、整理整頓が重要なのです。

大工の先輩が見習大工に丁寧な指導をすることで、技能向上が図られ、会社全体の施工品質、精度も高まります。自社大工は匠創建が求める施工・品質ルールを熟知しているので、常に安定した品質を確保できます。そして、これだけの体制が揃っているので、納期を守りやすいことが、建て主様にとって大きなメリットになります。

4 内装工事は丁寧に

内装工事は住まいの満足度に直結する工事です。家族で選んだクロスなどが、年数を経ても、継ぎ目が目立たないように綺麗に維持できていると、建て主様も大変喜んでくれます。

クレームが少なく満足度の高い施工を行える住宅会社は信頼を得られるので、新築・リフォームの紹介受注が増え、経営が安定しやすくなります。

内装工事も繁忙期には技能者不足になりやすい業種ですが、匠創建は5人の社員技能者がいるため、新築・リフォーム工事とも丁寧に、良い品質の内装工事を行うことができます。

5 設備工事ができるとアフター対応が充実する

上下水道や暖房、換気、給湯設備など設備関連工事は、設備機器の故障などが万が一発生した場合、建て主様にとっては、暖房が使えないので寒い、水漏れが起きていて困った、といった緊急性の高いトラブルを招くことがあります。

もちろん休日も夜間も関係なくトラブルが発生する可能性があります。できるだけ迅速にお客様のもとに駆け付けて修理ができるように、となると、外注の設備工事業者に仕事を依頼するより、社内に設備工事の技能者がいた方が迅速な対応がしやすいと考え、2024年5月現在2人の設備技能者を配置しています。そして今後は他部署の社員を配管工として育成を進める計画中でもあります。

6 外構・運搬も重要な役割

当社には庭や塀など、エクステリア関係の工事もできる外構班があります。元鳶職人だった小部職長を中心に、元タイル職人で緻密な作業が得意な渡辺が、庭にレンガ積みでバーベキュー台などを作ったりすることもできます。住宅建設工事は、大工など主要業種だけでは完成しません。手間のかかる仕事や、汚れる作業、除雪作業、建材の運搬時の搬出入や安全確保などを気配りできる外構班、運搬班などの社員が現場のサポートを行っていることが実は大きな貢献になっています。

7 最後に

基礎・大工・内装・設備・外構・運搬・プレカット工場・家具製作など、44人の社員の技能者が、年間約60棟から70棟の新築住宅や店舗・アパート、そしてリフォーム工事などを自社で施工できる体制が匠創建にはあります。また、多くの技能者を抱えている強みを生かし、1日で終わるキッチンリフォームや、1日で終わらせる1部屋断熱改修工事なども入居者の負担が少なく大変好評です。

施工面では、安全管理や施工品質、納期、掃除や整理整頓、挨拶なども含めた大工・技能者の力が匠創建の強みです。

帯広圏で新築住宅、リフォーム、店舗、アパートなどの建設を検討されているハウスメーカー様、工務店様、設計事務所様、店舗開発担当者様は、ぜひとも匠創建に施工をお任せいただければと思います。

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